
その昔体毛が卑猥の対象とされていた時代がありました。いや、胸毛や脛毛はともかく腋毛がグレーゾーンだったのです。ということは無毛だったら股間はオッケーということで、抜け道としてパイパンは御咎め無し。だからこそ未だにアニメ界では股間の不毛地帯が公認されているという由緒所以があるのです。
そんな経緯を御存知ない他国の人々には、それも様式美の一環だと認識されてしまうのでしょう。同じことはテンプレの鼻血噴水にも言えることです。さすがに股間の容量や液漏れを表現するのは、暫し憚られるというのがアニメ界での現状です。しかしそこはチャレンジャー日本人。現状維持を潔しとはしません。遅々として進むまたは三歩下がって四歩前進を繰り返すコトで新境地を開拓するのが真骨頂なのです。
世は「児童」ポルノ撲滅に血道を大絶賛進行中ですが、「児童」と「エロス」がリンクしていない世界ではそんな規制は無用の長物でした。公衆浴場に小学生児童の男女別が存在しないのと同じく、年齢が小学生だったら初潮が来ようが乳房が膨らもうが「幼児」としか認識されなくて「エロス」の対象外であったのが、前述の「体毛が卑猥の対象とされていた時代」の世界だったのです。
ここまでくれば何を卑猥と定義するのかは、一に「隠そうとする対象」こそが卑猥の意義であるというのが一目瞭然です。幼女のパンツであろうが幼児のちんちんであろうが、そんなのは無視している方にとっては何の価値も見出せないモノなんですから。見たくても見えないからこそ心の渇望を生じて、平静を保てなくなるというメカニズムになっているのです。これは「正義の戦い」を強調すればする程「邪悪な結末」を引き起こしてしまうという、歴史の教訓がそれを物語っています。特に端的なのが一神狂の世界観で貫かれた「正義」で、十字軍や魔女狩り、新大陸の征服と枚挙に暇ありません。
繰り返し主張します。隠すから見たくなるのです。隠さなければ気にしないのにわざわざ隠して邪念を惹起する愚かさを人類は何時になったら悟るのでしょう?いえ別に私がロリコンだから幼女の裸を見たいから、深謀遠慮でこんなことを強弁している訳じゃないんですよ。こうなるのが理路整然、結論として導き出されるのが自然の成り行きだと思えるでしょ。ねっ。ね。
TVアニメ「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」
http://www.shimoseka.com/
「下ネタという概念が存在しない退屈なラジオ 」
http://www.animate.tv/radio/details.php?id=shimoseka-r

TB一覧
http://blog.livedoor.jp/katsux2/archives/51976412.htmlhttp://blog.livedoor.jp/nylon66-2nd/archives/45857800.htmlhttp://natusola.blog105.fc2.com/blog-entry-4035.htmlhttp://tiwaha.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/tokyomx80806-ea.htmlhttp://luvnail.blog46.fc2.com/blog-entry-3945.htmlhttp://seeing04.blog39.fc2.com/blog-entry-5441.html
続きを読む
テーマ : 2015年夏アニメ
ジャンル : アニメ・コミック