侵略するでゲソ！「翠星のガルガンティア」

すっかり現地民に溶け込んだ主人公。早く「繁殖する権利」を行使しないと、乙女の生命と盛は短いのです。
名作「エルフェンリート」がホラーになっている要因は爆発的に繁殖する新型ＤＮＡに人類が抹殺撃滅されるという設定の存在です。外界的異生物なら排除可能ですが、社会に入り込んだ異質分子を選り分けるというのは相当困難。エイズや鳥インフルエンザを撲滅するのが不可能なように、レド君の遺伝子が新たなる人類の脅威にならないよう祈るしかありません。

そういえば、宇宙人類の女性兵士ってのは目に入らなかったですね。単に声優の遣り繰りの問題だったのか、男女混合だと乳繰り合ってしまうので、マクロスの巨人兵形式にして隔離してあるのか？

「翠星のガルガンティア」公式サイト
http://gargantia.jp/
「翠星のガルガンティア」公式アカウント
https://twitter.com/gar_anime

翠星のガルガンティア (1) (カドカワコミックス・エース)
(2013/04/08)
三途河ワタル

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ここはパンチラ有り。でも乳首は無しという健全なアニメです。

日本文化には「性奴隷」など存在しません。そもそも有史以来「奴隷」すら存在しない社会なのですから。
それをつい最近まで「奴隷」が「銃保持」と共に社会制度として厳然と厳然として存在していた国との決定的な違いです。

しかも、被征服民や元奴隷の子孫を公然と差別する法律が存在して当然という発想の人間と、「一君万民」を地上に実現している人間とが同日に語られるのは、悲劇以外の何者でもありません。

漫画やアニメを観ていれば、日本人がどんな思想でこの世界を生きているのか、嫌でも判ってしまいます。
偏狭な自己中史観や似非フェミニズムの妄言など片腹痛い。笑わせるな！です。

例えば、ここでエイミーたちがやっているコスプレも盗撮する者がいれば犯罪でしょうが、拍手喝采で天にも昇る気になっている者の罪を咎めるのは人否人の所業です。
幼稚園児や小学生と裸で戯れていたら、保育士や教師は総てロリコン・ショタなのでしょうか？

親鸞が「悪人正機」を説いたように、凡俗であっても大往生ができるからこそ、悪事を為さず平穏な生活を営むことが出来るというのが日本人の結論です。一方、鉄の戒律で雁字搦めにしておかないと悍馬・駻馬のような人間の欲望は抑制できない。という大概の人類の共通認識とは大きな隔たりがあります。

「えすえふ」での未来社会描写というのは、民族の理想と不安が一挙に凝縮されるものです。
「ザブングル」では水のない地球でしたが、「未来少年コナン」程度の島嶼部が残存する世界ってのが妥当な未来予想図でしょうね。陸地が全くない」ってのは極端過ぎです。